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学生活動 2026.05.28
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岐阜聖徳学園大 野球部員が防犯へ一役 走り込み兼ねて地域見守り

ビブス姿で走り込みをする部員たち=岐阜市内で
岐阜聖徳学園大(岐阜市柳津町)の硬式野球部員が、キャンパスの近くで走り込みを兼ねて地域の見守り活動のボランティアに励んでいる。付近は小中学校がある一方で人通りが少なく、日ごろから子どもが巻き込まれる事件や事故の心配があるという。トレーニングがてら周囲に目を光らせ、犯罪や事故の抑止力となることを目指している。(尾林太郎)
人も車もまばらな川沿いの道を、背中に「防犯パトロール隊」と書かれた青いビブス姿の選手たちが、さっそうと駆け抜ける。全部員約130人が所属するボランティア団体「ミーアキャット」としての活動。小中学生たちが下校する夕方以降、市内の練習場近くのコースを、数人ずつが交代で周回する。
岐阜羽島署によると、コース周辺は不審者による子どもへの声かけ事案などが度々起きている。「子どもたちの安心安全のために協力できることはないか」と学内で協議して始まったのが、部員たちによる走り込みを兼ねたパトロール活動で、一昨年の団体発足に合わせて始まった。
団体名のミーアキャットは、背筋を伸ばして周囲を見張る習性に由来する。パトロール活動のほか、近くの小学校の下校見守りや、県警の啓発イベントなどにも参加している。
これまでのところ、走り込み中に大きな事件やトラブルに鉢合わせたことはないが、主務の4年八木本孝哉さん(22)は「日ごろから目を光らせることで、少しでも抑止力になっていれば」と話す。最近は下校中の子どもたちとすれ違うと、あいさつされるようになったという。
一連の取り組みが評価され、署や管内の市町などでつくる岐阜羽島地区防犯協会連合会から今月、防犯功労団体の表彰を受けた。
「活動を始めてから、幸い大きな犯罪は起きていない。これからも地域の人たちが変わりなく安心して過ごせるようにしたい」と八木本さん。近藤真市監督は「部員たちには、地域の人たちとの交流を通じた社会貢献で、人としての成長につなげてほしい」と話した。
(2026年5月28日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)