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学生活動  2026.07.14

官庁街「三の丸」 面白くしたい 3大学の学生がアイデア発表

三の丸地区の未来について意見を交わす(左2人目から)小林さん、大河内さん、草苅さん、三谷さん=西区那古野2のなごのキャンパスで

三の丸地区の未来について意見を交わす(左2人目から)小林さん、大河内さん、草苅さん、三谷さん=西区那古野2のなごのキャンパスで

 中区の名古屋城外堀の内側に広がる官庁街「三の丸地区」を舞台に課題解決などを学ぶ愛知学院大、名古屋学芸大、金城学院大の学生たちが10日夜、西区那古野2の市の起業家支援施設「なごのキャンパス」で、自ら考えた地区の未来像を発表した。外堀を利用した防災キャンプなど、専門家もうならせる若者のアイデアが飛び出した。

 地区内にあり、国の出先機関が入る名古屋第4地方合同庁舎の整備を手がけた大成建設(東京都)の呼びかけで、2023年に始まった産学連携プロジェクト。本年度は3大学の計21人が参加し、街歩きイベントの企画などに取り組んできた。

 学生たちはこの日、市が起業家らの交流を目的に開く定例イベント「ナゴヤ コネクト」で発表した。外堀での防災キャンプを提案したのは、名古屋学芸大3年の草苅鳴唯(めい)さん(20)。「車がなくても都会の騒がしさから離れられる。若者は防災を学べるし、三の丸に来るきっかけにもなるのでは」と勧めた。

 金城学院大1年の小林凜香(りんか)さん(18)は歴史的な建物が並ぶ地区の景色を生かし、観光客らへの和装の貸し出しや人力車を走らせる「京都化計画」を披露した。愛知学院大2年の大河内琢登さん(19)は、合同庁舎にカフェを設けることを提案した。

 イベントには、熱田区の名鉄神宮前駅西口の観光商業施設「あつたnagAya(ながや)」の設計を手がけた建築家三谷裕樹さん(40)もゲスト出演し「発表の中には地区が面白くなりそうな種が多くあった」と話した。(片岡典子)

(2026年7月14日 中日新聞朝刊市民版より)
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